鶯が初音を聞かせる季節に生まれたあなたへ
二月十三日の詩箋

2月13日の詩箋:白居易「銭塘湖春行」幾処早鶯争暖樹、誰家新燕啄春泥… 誕生の漢字〈新〉

誕生の漢字

しん
いつも新しい扉をひらく人
白居易 みんなの詩人タイプ
わかりやすく、誰とでも心を通わせる人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「黄鶯睍睆」(うぐいすなく)の頃。

書き下し文

幾処早鶯争暖樹 誰家新燕啄春泥 乱花漸欲迷人眼 浅草纔能没馬蹄

幾処の早鶯か 暖樹を争ひ

誰が家の新燕か 春泥を啄む

乱花 漸く人の眼を迷はさんと欲し

浅草 纔わずかに能く馬蹄を没す

(抄録)

現代語訳

あちこちで早起きの鶯が日だまりの木を奪いあい、どこの家の燕か、春の泥をついばんでいる。咲き乱れる花は次第に目を惑わせるほどになり、萌えだした草はやっと馬の蹄を隠すほど。

白居易(中唐)|七言(抄)

添えの一首

卜算子 王観
春に追いついたら、春といっしょにいて。